みたか観光ガイド協会
 
 
ようこそ三鷹へ
 
 
 
太宰治が生きたまち、歴史と文化、
豊かな自然に囲まれた三鷹を
ボランティアガイドがご案内します。
どうぞお気軽においで下さい。
ガイド一同お待ちしています。
 
      みたか観光ガイド協会
  「定例ガイド」
                                     
                          
 

 この青い旗を目印にお集り下さい。
  
  JR三鷹駅南口デッキ上
   (三鷹駅改札出て左に直進してください。)
・集合時間  9時50分
 
・所要時間  約2時間    
 
・途中トイレ休憩があります。
 
・移動中の事故等にはガイド協会では責任をとることはできませんので十分にご注意ください。
 
   
           <主な見どころ>
 
 現在は往時の建物は現存していませんが、名作の数々を執筆した跡地を訪ねます。
 
 
 2001年に完成した、三鷹駅から井の頭公園へと続く玉川上水に沿った
約1Kmの直線道路で、三鷹市のシンボル的な道路です。
 
 
 
 「風の散歩道」に沿って流れる玉川上水は、1653年に膨張する江戸の市中に水を供給するため、上流の羽村で多摩川本流から取水し、今の新宿四谷までの約43Kmを開削したものです。
 取水口から四谷までの標高差はわずか92mしかなく、しかもこの難工事を人力で、8ヶ月で完成させたという、驚くべき記録が残っています。
 現在の玉川上水を見ると、水深も浅く「こんなところで?」と疑問を感じると思いますが、太宰治が入水した当時は東京都の水道水としての現役であり水流は多く、落ちたら上がれない「人喰い川」と呼ばれ恐れられていました。
 現在の玉川上水は、本来の役目を終えた過去の遺構で流水もわずかとなり、太宰治が入水した当時を想起することは難しくなっています。
 なお、玉鹿石から50mほど駅寄りに、かつての玉川上水の流れを眺める太宰治のパネルがあります。
 
 
玉鹿石ぎょっかせき)
 太宰治が入水したとされる場所の近くに1996年に建てられました。
この石は、太宰治の生まれた青森県五所川原市金木地域に産する銘石で、本来は磨き上
 
て、床の間などに飾るものだとされています。 
 太宰治の生と死とを結ぶ無銘碑です。
 
         
 
 太宰治がよく酒を買いに来ていた「伊勢元酒店」の跡に作られました。
作品「十二月八日」にも登場しています。
   館内ではガイド協会の会員がご案内しています。
 
 
 
 
 太宰治の墓があります。
  定例ガイドはここで解散となります。
  三鷹駅までは徒歩(約15分)、
  またはバス(小田急バス 八幡前)をご利用ください。
 
  
 
 
  三鷹駅西側の電車庫の上に架かる人道橋です。
太宰治が好んだ場所で、友人をよく連れて来ていたそうです。
昭和4年に作られたもので、長さ90mあります。
太宰治ゆかりの場所で現存する唯一のものです。

 この跨線橋は劣化がすすんでおり、取り壊すことになりました。